メンズカミソリ負け対策|赤みとヒリつきを繰り返さない剃り方

朝、鏡の前で剃ったばかりの顎を見て、うっすら赤いポツポツが浮いてるのに気づく。ヒリヒリする。今日は取引先と初対面なのに、これじゃ余計に清潔感ないな……って、鏡の前でため息ついた経験、たぶん一度や二度じゃないと思う。私も夜職時代、出勤前に剃った顎が真っ赤になって、接客中に「その傷どうしたんですか」って聞かれたことがある。傷じゃなくてただの剃り負けなんですけどね。
カミソリ負けは体質の問題だと思われがちなんですけど、正直に言うと「剃り方」と「その後のケア」を変えるだけで、かなり落ち着くケースが多い。もちろん肌質によって出方の差はあるし、私の場合はこれで楽になった、というレベルの話として読んでほしいんだけど、何が原因になりやすいか、ちょっと整理してみる。
そもそもなぜ赤くなるのか
カミソリ負けの正体は、ほとんどの場合「肌に対して刃の摩擦が強すぎる」状態なんですよね。毛を剃ってるつもりが、一緒に肌の表面(角質)まで削ってしまってる。特に多いのが、毛の流れに逆らって剃る「逆剃り」。深剃りできて気持ちいいんだけど、その分肌へのダメージも大きい。あと地味に見落とされがちなのが刃の劣化で、切れ味が落ちたカミソリを使い続けると、同じ場所を何度も往復することになって、それだけ肌をこすってる回数が増える。
刃の交換タイミングの目安は、毎日剃る人で2週間くらい。私は正直ケチって1ヶ月近く使っちゃうこともあったんだけど、替えた瞬間に「あ、こんなに違うのか」って思うくらい負担が減った実感があった。
剃る前の準備で結果が変わる
乾いた肌にいきなり刃を当てるのが、赤みが出る一番の近道だと思う。お風呂上がりに剃るか、無理なら蒸しタオルを1分くらい顔に当てて毛を柔らかくしてから剃る。これだけで刃の抵抗がだいぶ変わる。
シェービングフォームやジェルを使うのも地味に効く。石鹸で泡立てただけとか、最悪水だけで剃ってる人、意外と多いんですけど、潤滑剤がないと刃と肌の摩擦がダイレクトに伝わってしまう。ここをケチる理由がないくらい、効果とコストのバランスがいいところだと思う。
剃り方そのものを見直す
毛の流れに沿って剃る「順剃り」を基本にして、どうしても剃り残しが気になる部分だけ軽く逆剃りする、くらいの意識でちょうどいい。全部逆剃りで深剃りしようとすると、見た目はきれいでもその代償で肌がボロボロになってることが多いです。
力を入れすぎるのもNGで、カミソリの重み+滑らせるだけの力で十分。「もっと剃れそう」って余計に押し付けるのがクセになってる人、結構いるんですよね、私もそうだった。同じ場所を何度も往復するのも肌への負担が積み重なるので、一発で決めようとせず、必要なら泡を足して2回に分けるくらいの気持ちで。
髭が濃くてどうしても深剃りしたい人は、そもそもカミソリより電気シェーバーに切り替えるのも一つの手です。深剃り感は落ちるけど、肌への接触自体が優しいぶん、赤みは出にくいと言われている(このあたりは肌質や使う機種でも変わってくる)。ここは深剃り感とのトレードオフなので、どっちを優先するかは人によると思う。青髭が気になって深剃りしたくなる人の気持ちもわかるんだけど、そのあたりの折り合いのつけ方はメンズ青髭を目立たない対策|隠し方と根本ケアを本音ででも書いたので、よければ合わせて読んでほしい。
剃った後の数分が一番大事
剃った直後の肌って、目に見えなくても微細な傷がたくさんついてる状態なんですよね。ここで熱いお湯や強い刺激のあるアフターシェーブローションを使うと、余計にヒリつく。まず冷水かぬるま湯で毛穴を引き締めるように洗い流して、そのあとは無香料・低刺激をうたってる化粧水で保湿するのが、私が今のところ一番落ち着いてるやり方だ。もちろん肌に合う合わないは人それぞれなので、これが誰にでも正解ってわけじゃないと思う。
正直、化粧水はどれでもいいわけじゃなくて、アルコール成分が強いものは剃った直後の肌にはしみることがある。パッケージに「敏感肌用」とか書いてあるものを選ぶくらいの基準で十分だと思う。スキンケアの順番自体、ちゃんと理解してない人も多いので、そこはメンズスキンケアの順番|初心者は3ステップだけでいいにまとめてある。
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それでも当日どうしても赤みが引かない、今日中に人と会う、みたいな時は、隠すという選択肢もあります。うっすらBBクリームを赤みの出てる部分だけ乗せると、肌荒れそのものが治るわけじゃないけど見た目の印象はだいぶ変わる。あくまで応急処置で、根本対策の代わりにはならないんだけど、知っておくと当日の焦りが減ると思う。
剃る頻度と、意外と見落とされがちな話
そもそも毎日剃らないといけないと思い込んでる人も多いんですけど、伸びるスピードは人によって違うし、1日おきでも清潔感的には十分な人もいます。剃る回数自体を減らせば、それだけ肌への負担も減る。ここは仕事柄毎日剃らないといけない人もいると思うので、無理に当てはまる話じゃないんだけど、選択肢としては覚えておいて損はないです。
これは夜の業界で働く知人から聞いた話なんですけど、垢抜ける男って結局「髪型・眉・ムダ毛処理」の3つでガラッと印象が変わるらしいんですよね。服とか小物より先に、この基本の3つが整ってるかどうかで見られ方が全然違うと。髭剃りって地味な作業に思えるけど、実はその「ムダ毛処理」の一番身近な部分で、赤くヒリついた顎のまま人前に出るのと、落ち着いた清潔な状態で出るのとでは、第一印象への効き方が結構違うんじゃないかと思ってます。
垢抜けを何から始めればいいか迷ってる人は、メンズ垢抜け何から順番に迷う人へ、髪・眉・毛の話も参考になると思う。髭剃りだけ完璧にしても、眉が整ってなかったりするとトータルの印象は伸び悩むので、そのあたりも含めて見直してみるといいかもしれません。
それでも赤みが引かないなら、道具そのものを疑ったほうがいい。カミソリと電気シェーバーでは肌への当たり方が違うので、どちらが自分の肌に向くかはカミソリと電気シェーバーどっち肌荒れしにくいか元BAが断定で判断してみてください。
カミソリ負けって、ちょっとした習慣の積み重ねで結構落ち着くものなんですよね。刃を替える、蒸しタオルを使う、順剃りを意識する、剃った後に保湿する。どれも地味だし今日から劇的に変わるわけじゃないんだけど、私の場合は2週間くらい続けたあたりで「あれ、今日は赤くないな」って気づく日が増えてきた。効き方には個人差があると思うけど、刃を新しいものに替えるところから試してみると、案外変わるかもしれない。