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メンズ爪の手入れ、身だしなみで見られる手元の作り方

メンズ爪の手入れ、身だしなみで見られる手元の作り方

先週、取引先との食事の席で、お店の人にお酌してもらうときに自分の指先がふと目に入った。爪の脇の皮がめくれてて、爪自体もガタガタで。相手は気づいてないと思うけど、自分だけがずっと気になってて、料理の味がよくわからなかった。そういう夜、ありませんか。

正直に言うと、私も似たようなことがあった。接客業をしていた頃、お客さんに水割りを作って渡すとき、グラスを持つ手をじっと見られてる感覚があったんですよね。顔は毎日鏡で見るのに、手元って盲点になりがちなんです。

結論から言うと、爪の手入れは「切る・削る・整える・潤す」の4つだけ覚えれば十分です。特別な技術もサロンもいらない。用意するものも爪切り、ガラスやすり、甘皮用のプッシャーかコットン、ハンドクリームくらいで、全部合わせても数千円くらいで揃います。

爪切りの「切り方」で印象がだいぶ変わる

深爪って、実は「爪が短い」ことより「切り方が雑」なことのほうが清潔感を落としてます。角をギリギリまで攻めて丸く切ってしまうと、指の皮膚が盛り上がって見えて、爪自体が小さく貧相に見えるんですよね。これ、意外と知られてないんですけど、爪の先端は指の肉と同じくらいの長さで真横に近い形に切るのが正解です。四角に近い形、いわゆるスクエアオフという切り方。

爪切りでガチャンと一発で切ると角が割れやすいので、私は少しずつ数回に分けて切るようにしてます。切った直後の断面はザラザラしてるので、そのままだと服の繊維に引っかかったり、相手と手が触れたときにザラつきを感じさせたりする。ここで次のステップが要る。

やすりで角を丸める、これだけで印象が変わる

100円ショップでも売ってるガラスやすりか、紙やすりタイプのネイルファイルを一本持っておくといいです。切った爪の角を軽く丸めるだけ。往復で削るとダメになる素材もあるので、一方向に、シャッシャッと一定方向に動かすのがコツ。

私の場合、最初は力を入れすぎて爪が薄くなってしまったことがある。やすりは「削る」というより「なでる」くらいの力加減で十分です。1本あたり10秒もかからない。全部の指をやっても2〜3分で終わります。面倒くさがりな自分でも、これくらいなら続いてます。

甘皮とささくれ、放置すると清潔感より先に痛みが来る

爪の根元の皮、いわゆる甘皮が伸びてくると、爪全体が短く汚く見えます。ここは無理にハサミで切らないほうがいい。私は一度、甘皮を深く切りすぎて指がジンジン痛んだ経験があって、それ以来は「押し上げる」だけにしてます。

お風呂上がりの、皮膚が柔らかくなってるタイミングで、綿棒やコットンの端で根元を優しく押し上げる。それだけで余分な甘皮が浮いてくるので、はみ出した部分だけ小さいはさみで軽く切る程度で十分です。無理に全部きれいにしようとしなくていい。ここは完璧を目指すと逆に荒れるので、8割仕上がればOKくらいの気持ちでやってます。

ささくれも同じで、引っ張って剥くのは絶対にダメです。血が出るし、治るまで余計に目立つ。小さいはさみで根元からパチンと切るのが一番早い。

保湿しないと、また同じことの繰り返しになる

切って削って整えても、乾燥してるとすぐにささくれができたり、爪の周りの皮膚がガサつく。ここまでやったなら、最後にハンドクリームを塗る習慣までセットにしておくと長持ちします。

私はデスクの引き出しと洗面所の両方にハンドクリームを置いてます。手を洗った直後は水分が飛びやすいので、そのタイミングで塗るのがおすすめ。べたつくタイプだと会議中にキーボードや資料を触るのが気になるので、選び方は正直けっこう重要です。この辺りは以前、メンズハンドクリームがべたつかない選び方と塗るタイミングでも書いたので、興味があれば読んでみてください。

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手元は「見られてる」ことに、本人だけが気づいていない

接客業をしてた頃の実感なんですけど、垢抜ける男性はだいたい「髪型・眉・ムダ毛処理」の3つを整えてる印象があります。ただ、それに加えて手元まで見ているお客さんは一定数いて、グラスを渡すときや名刺交換のときに爪がボロボロだと、それだけで印象が引き算されてしまう感覚がありました。逆に言えば、爪だけきれいでも髪や眉がボサボサだと台無しなので、全体のバランスは大事なんですけど、爪って一番コストが安くて一番後回しにされてる部分だと思います。

垢抜けの順番に迷っている人は、メンズ垢抜け何から順番に迷う人へ、髪・眉・毛の話も合わせて読むと、どこから手をつければいいか整理しやすいはずです。

頻度と、続けるための現実的な話

爪切りとやすりは週に1回くらい、5分もかからない作業です。甘皮ケアは月に2回くらいで十分。私はスマホのリマインダーで「日曜の夜、爪」って設定してます。これ、意外とサボらなくなるんですよね。毎日やろうとすると絶対続かないので、週末のルーティンに組み込むくらいがちょうどいい。

正直、最初の1ヶ月は形を整えるまでガタガタになりがちです。伸びかけの爪を一気にきれいな形にしようとすると、逆に短く切りすぎたりする。焦らず、伸びるのを待ちながら少しずつ形を整えていくくらいの気持ちでいいと思います。

爪が整ってると、握手したときも、資料を渡すときも、相手が無意識に「この人ちゃんとしてるな」と感じる材料になる気がします。効果の感じ方は人それぞれだと思いますが、私自身は接客業時代にこれを始めてから、お客さんとの距離感が変わった実感がありました。

とりあえず今夜、爪切りとやすりを手元に置いておくところからでいいと思います。次の食事の席で、指先が気にならないだけでも、案外話に集中できたりするものです。