メンズ香水でモテる付け方|初心者がやりがちな失敗と正解量

2年くらい前、初めてちゃんとした香水を買って、合コン前にシャツにワンプッシュ、手首に2プッシュ、首筋にも念のため1プッシュした夜がある。結果、隣に座った子が会話の途中で何度も鼻のあたりを触っていた。あれは香水のせいだったんだろうな、と今なら分かる。当時の自分は「香ってナンボ」だと思ってたから、量を減らすという発想自体がなかった。
たぶんこの記事を検索してる人も、似たようなことがあったんじゃないかと思う。あるいはこれから初めて香水を買おうとしていて、「つけすぎでキモいと思われたくない」という不安が先に立っている。その気持ち、正直よく分かる。香水は正解が見えにくいアイテムなんですよね。服みたいに鏡で確認できないし、自分の匂いって自分では慣れてしまって分からなくなる。
先に言ってしまうと、モテる香水の付け方って「香らせる量」じゃなくて「減らす勇気」で決まる。これがこの記事の答えのほぼ全部です。
つけすぎた夜に学んだこと
香水は揮発するタイミングで香りの質が変わる。つけた瞬間のトップノートはアルコール臭が強くて、正直誰がつけてもちょっとキツい。それが数分〜数十分かけて落ち着いて、本来の香り(ミドルノート)になっていく。つけすぎる人の多くは、このトップノートの強さに満足して量を決めてしまってるんだと思う。私もそうだった。
「つけた直後に自分で香りを感じる」時点で、実はもう他人には強すぎることが多い。これ、意外と知られてないんですけど、理想は「自分ではほぼ分からないけど、近づいた人がふと気づく」くらい。距離でいうと、抱きしめられるくらいの距離でようやく香る、そのくらいがちょうどいい。
どこにつけるか、初心者が間違えやすい場所
手首にシュッとやってそのまま擦り合わせる人、多いと思う。あれ、摩擦で香りの分子が壊れて香りが変質しやすいので、あまりおすすめしない。私はもうやらなくなった。
つける場所として無難なのは、膝の裏、足首の内側、シャツの裾の内側あたり。体温で香りが立ち上ってくる場所で、かつ相手との距離が近くなったときだけふわっと香る位置。首筋や手首は「香らせたい」気持ちが強いときほど選びがちだけど、他人との距離が近い日常(電車、エレベーター、会議室)では強すぎるリスクがある。
量の目安としては、シャツの内側や膝裏あたりに1〜2プッシュで十分なことが多い。ここは香水の種類(オードトワレかオードパルファンか)によっても変わるので、最初は少なめから試して、必要なら足すくらいの感覚でいいと思う。減らすより足す方が簡単なので。
香りより先に整えないといけないもの、実はある
これは香水の話からちょっと脱線するんですけど、夜の業界で長く働いてる知人から聞いた話がずっと頭に残っていて。垢抜ける男って結局、髪型・眉・ムダ毛処理の3つで印象がガラッと変わるらしいんです。服も香水も、実はその後の話でしかない。
香水って「盛る」アイテムだと思われがちなんですけど、土台が整ってない状態でいい香りだけ足しても、ちぐはぐな印象になることがある。清潔感のベースがあってこそ、香りが「この人ちゃんとしてるな」の後押しになる。逆に肌がくすんでたり眉が整ってなかったりすると、いい香りが逆に「取り繕ってる感」を強めてしまうこともある気がしていて、これは私の体感なんですけど。
このあたりの順番は メンズ垢抜け何から順番に迷う人へ、髪・眉・毛の話 でも書いたので、香水より先に何をやるべきか迷ってる人はそっちも見てほしい。
肌の土台づくりで言うと、洗顔と保湿だけでも清潔感の印象はけっこう変わると個人的には思っている(このへんは肌質や生活習慣にもよるので、感じ方には差があると思うけど)。私は営業に転職してからスキンケアを見直したんですけど、正直めんどくさがりなので3ステップ以下じゃないと続かなかった。そのへんの話はこっち。
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初心者はどの系統を選べばいいか
香水売り場に行くと種類が多すぎて何を試せばいいか分からなくなる、これも初心者あるあるだと思う。個人的には、初めての1本は「石鹸っぽい香り」か「柑橘系」あたりが無難だと感じている。清潔感を主張しやすくて、香り自体にクセが少ないので、つけすぎたときの被害も比較的小さい。
逆にウッド系や甘めのオリエンタル系は、香りに個性が強く出る分、量のコントロールをミスるとキツく感じられやすい印象がある。私も一時期スパイシー系にハマって、職場で「香水変えた?」と言われた回数がやたら多かった時期があって、あれは正直つけすぎだったなと今は思う。
選ぶときは、店員さんに嫌がられるかもと遠慮せず、試香紙で数種類嗅がせてもらうのがいい。肌につけるとまた変わるので、本当に迷ったら試香紙でつけて数時間過ごしてみる、くらい慎重でも全然いいと思う。高い買い物でもないし、失敗しても次に活かせばいいだけの話なので。
「今日つけすぎたかも」と思ったときの対処
出かける直前に「あ、これ多いかも」と気づいたときの対処法もひとつ。ウェットティッシュか濡らしたタオルで軽く拭き取れば、香りはかなり落ち着く。完全には消えないけど、トップノートの強い部分だけ飛ばせるので応急処置にはなる。私は営業先に向かう電車の中で「今日ちょっと濃いな」と気づいて、トイレで手首だけ拭いたことが何度かある。
あと、香水をつける前提として、体臭のケアができてるかも実は大事なポイント。汗のにおいや加齢臭っぽさが残ってる状態で香水を重ねると、混ざり合って余計に嫌な印象になることがある。清潔な肌に少量の香水、が基本の組み合わせで、これは接客業をしてた頃に周りを見てて強く感じたことでもある。肌のケアについては 接客業の男が肌で清潔感を出す方法|営業・夜職にも にもう少し詳しく書いたので、香水だけじゃなく土台から整えたい人はどうぞ。
香水は、正直つけなくても清潔感は出せる。でもうまく使えば「あれ、この人なんかいいな」の最後のひと押しになることもある、というくらいの感覚でいてほしい。私は今、外に出る日だけ膝裏に1プッシュ、それだけにしている。それくらいでちょうどよかった、というのが今のところの実感です。