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メンズリップ血色づくりの検証と失敗談【詳細版】色が浮く理由・肌色別の色選び

メンズリップ血色づくりの検証と失敗談【詳細版】色が浮く理由・肌色別の色選び

このページは「メンズリップで血色を自然に出す色選びと塗り方のコツ」の詳細版です。本体には結論と手順だけを置きました。ここには、なぜその色なのか、私が何を失敗したのか、肌色で正解がどう変わるのかを、削らずに残しておきます。

長いです。結論だけでよければ本体に戻ってください。それで買うものは決まります。

そもそも私がリップを塗り始めた理由

私がこれに気づいたのは、キャバクラのボーイをやっていた頃です。鏡の前で先輩に「お前、なんか顔色悪くね?」と言われました。寝不足でもないし、ファンデも塗っている。でも唇だけが青白くて、そこが顔全体の印象を沈ませていました。

試しに先輩から借りたリップを薄く塗ったら、それだけで「あれ、今日調子よさそうじゃん」と言われました。塗ったのは唇だけです。肌でも髪でもなく、唇だけで印象が動くことがあると知ったのがこのときでした。

以来、出勤前に唇を見る習慣がつきました。今も、人と話す予定が詰まっている日ほど、綿棒の先くらいの量を指に取ってから出ます。表情を作るとき唇はどうしても相手の視界に入るので、そこが荒れていたり色が悪いと、話の内容より先に意識がそっちへ向いてしまう。逆に言えば、ここを整えるだけで「なんか感じいいな」の土台が一つ増えます。

300円のピンクリップで失敗した話

最初に買ったのはコンビニの300円くらいのピンク系リップでした。パッケージに「血色」と書いてあったからです。塗って出勤したら、お客さんに「唇塗ってる?」と直球で聞かれて焦りました。

原因は色です。ピンクは血色を足すというより「色をつける」方向に強く出ます。素の唇の色との差が目立つので、遠目でも違いが分かる。安かったから失敗した、という話ではありません。3,000円のピンクを買っていても同じことを言われたはずです。

もう一つの失敗が量でした。唇は皮膚が薄いぶん、少し塗っただけでも発色します。特にツヤ系は光の反射で「塗ってます」感が増える。マットでも量を間違えれば同じです。色を変えるより先に、量を半分にするだけで解決する失敗はかなり多いと思っています。

血色が悪い唇は「白い」のではなく「青い」

ここが色選びの核心です。血色が悪いときの唇は、白っぽくなるのではなく、青白い、またはくすんだ紫寄りの色になっていることが多い。

そこに赤やピンクをそのまま乗せると、青みの上に赤が乗るだけになります。絵の具と同じで、紫っぽく浮いて見えることがある。一方、暗めのベージュやテラコッタ、レンガ色を薄く重ねると、青みが中和されて健康的な赤みの方向に寄ります。これが「明るい色ではなく、自分の唇より少し暗い色」を勧める理由です。

明るさで血色を足そうとすると失敗する、と覚えてもらうのが一番早いと思います。

色白と日焼け肌で正解は変わる

同じくすみベージュでも、肌の色によって見え方は変わります。

色白の人は、暗すぎる色を選ぶと唇だけが浮いて、顔の中で唇が一番強い要素になってしまいます。ベージュ寄りの薄い色から試すほうが安全です。日焼けしている人は逆で、薄すぎる色だと肌に負けて何も塗っていないように見えます。テラコッタやレンガ寄りで少し濃度がある色のほうが馴染みます。

このあたりは個人差が大きく、私が「この色」と一本に絞れる範囲を超えています。可能なら店頭のテスターを使ってください。手の甲ではなく唇の中央に軽くのせて、店内の照明ではなく窓際や店の外の自然光で見る。これだけで判断精度が変わります。

テスターの使用に抵抗があるなら、韓国コスメのくすみ系リントやティントは色数が多く、男性でも使いやすい色が見つけやすいです。参考として韓国メンズコスメはなぜ人気?理由と定番を元夜職が解説にまとめています。

ティントと血色リップ、どちらを選ぶか

ティントは唇を染めるタイプで、色持ちがよく、飲み食いしても落ちにくいのが利点です。デメリットは、落ちにくいぶん失敗の修正がしにくいことと、色が強く出やすいこと。乾燥を感じるタイプもあります。

血色リップ(色つきリップクリーム系)は、色移りが少なく保湿成分が入っているものが多い。私はこちらのほうが扱いやすいと感じています。理由は単純で、失敗したらティッシュで拭き取ればほぼ元に戻せるからです。

ただし、しっかり色を出したい人や、長時間の外出で塗り直しができない人には、ティントのほうが満足度は高いはずです。ここは優劣ではなく用途の違いです。最初の1本という条件なら、修正が効く血色リップを勧めます。

唇の保湿を先にやる理由

唇が乾燥して皮が剥けていると、どんなにいい色を選んでも汚く見えます。色ムラが出ますし、皮の部分だけ色が乗らずに荒れが強調されることもあります。

私は無香料のワセリン系リップクリームを夜だけ厚めに塗る習慣にしてから、翌朝の発色が変わったと感じています。ここは効果の感じ方に個人差があると思いますが、少なくとも「荒れた唇に色を乗せる」より「保湿された唇に色を乗せる」ほうが仕上がりの差は大きいです。

香料入りを避けているのは、荒れているときに刺激を感じることがあったからです。荒れ自体の対処はメンズ唇の皮むけ・荒れケア|バレずに整える応急処置と習慣に、肌全体の保湿の順番はメンズスキンケアの順番|初心者は3ステップだけでいいにまとめました。

バレるかどうかの境界線

完璧にバレない方法はありません。至近距離でまじまじと見られたら気づかれる可能性はゼロではないです。だから目標を「気づかれないこと」に置くと、必ずどこかで無理が出ます。

私が現実的なゴールにしているのは、「唇の色よくない?」と聞かれたときに「最近リップクリーム変えたんだよね」で通用するレベルに収めることです。実際、色つきリップクリームを使っているなら、この説明は嘘ですらありません。

言い訳が立つ状態に収めておけば、聞かれても慌てずに済みます。慌てた顔のほうが、唇の色より何倍もバレます。他のパーツで気づかれやすいポイントはメンズメイクがバレた時の対処法と予防策にまとめています。

唇を整えても疲れ顔が残る場合

唇の色を直しても顔全体の印象が変わらないなら、原因は唇ではありません。多いのは目の下です。ここが暗いと、唇をどうしようが疲れて見えます。

顔全体のトーンはBBクリームで底上げできますが、目の下だけは面積が狭く動きも多いので、専用のものを使ったほうが手っ取り早いことがあります。

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色選びと塗り方の結論は本体にまとめてあります。

買う色が決まったら、量は綿棒の先から。多いと感じるより先に、少ないと感じるところから始めてください。