メンズリップで血色を自然に出す色選びと塗り方のコツ
唇の血色が悪いと、それだけで顔全体が疲れて見える。これ、肌を頑張るより先に気づくべきポイントだったりします。
私がこれに気づいたのは、キャバクラのボーイをやっていた頃、鏡の前で先輩に「お前、なんか顔色悪くね?」と言われたのがきっかけでした。寝不足でもないし、ファンデも塗ってる。でも唇だけが青白くて、そこが全体の印象を沈ませてた。試しに先輩から借りたリップを薄く塗ったら、それだけで「あれ、今日調子よさそうじゃん」と言われた。塗ったのは唇だけなのに。
結論から言うと、メンズが血色を自然に出したいなら、色は「肌よりワントーン暗いくすみベージュ〜テラコッタ系」を選んで、量は綿棒の先くらいの微量を指でぼかすのが一番バレにくいです。なぜこの色と量がいいのか、もう少し細かく話します。
血色が悪い唇にありがちな失敗
一番多いのが、色付きリップを選ぶときに「血色感」という言葉に釣られてピンクやレッドを買ってしまうパターン。女性用のパッケージにはよくこの表現が使われていて、なんとなく男が真似すると、唇だけ浮きます。
私も最初、コンビニで買った300円くらいのピンク系リップを塗って出勤したことがあるんですが、お客さんに「唇塗ってる?」と直球で聞かれて焦った記憶があります。あれは色選びを完全に間違えてました。ピンクは血色を足すというより「色をつける」方向に強く出るので、素の唇の色との差が目立ちやすいんですよね。
もう一つの失敗が、量が多すぎること。リップって唇の皮膚が薄いぶん、少し塗っただけでも発色してしまう。特にツヤ系のリップは光の反射で余計に「塗ってます」感が出ます。マットタイプでも量を間違えると同じです。
自然に見える色は「自分の唇より少し暗い」が基準
血色を足したいからといって、明るい色を足すと逆効果になりやすい。実は唇というのは、血色が悪いときほど「白っぽく」なるのではなく、「青白い」または「くすんだ紫っぽい」色になっていることが多いんです。そこに暗めのベージュやテラコッタ、レンガ色を薄く重ねると、青みが中和されて健康的な赤みに近づく。これが血色を自然に見せる仕組みだと私は理解しています。
逆に赤やピンクをそのまま乗せると、青みの上に赤が乗るだけになって、紫っぽく浮いて見えることがある。これは肌の色によっても差が出るので、色白の人と日焼けしている人とでは正解の色味が変わってきます。正直このあたりは個人差が大きいので、可能なら店頭のテスターで唇の中央に軽くのせて、鏡で自然光の下で見るのが一番確実です。
韓国コスメには男性でも使いやすいくすみ系のリントやティントが多くて、色選びの参考にしやすいです。
塗る場所と量、指でぼかす一手間
私が今もやっている塗り方はシンプルで、リップを直接唇全体に塗らず、まず下唇の中央だけにちょんと乗せる。それを指でポンポンと外側に向かって伸ばしていく。上唇には下唇でうっすら触れる程度で十分です。
これだけで、唇の中央がふっくら血色よく見えて、輪郭に近づくほど自然に色が薄くなるグラデーションになる。中央から外側に色が薄れていくのが、実は素の血色に一番近い見え方なんですよね。全体を均一に塗ると「塗ってます」が強く出るので、ここは面倒でも指ぼかしを飛ばさないほうがいいです。
量の目安は、スティックタイプなら軽く1往復。ティントやリキッドタイプなら綿棒の先くらいの量を指に取って、それをさらに半分に分けて左右に伸ばす感じ。多いかなと思うくらいで実はちょうどいいことが多いので、最初は少なめから足していくのがおすすめです。
肌全体の血色感も併せて整えたい人は、BBクリームで顔色のトーンを底上げしておくと、唇の色との統一感が出やすくなります。
唇が荒れてると色がきれいに乗らない問題
これは私が結構失敗してきた部分なんですが、唇が乾燥して皮が剥けていると、どんなにいい色のリップを選んでも汚く見えます。色ムラができるし、皮の部分だけ色が乗らなくて余計に唇の荒れが目立つこともある。
なので血色リップを使う前提として、唇の保湿はセットで考えたほうがいいです。私は無香料のワセリン系リップクリームを夜だけ厚めに塗る習慣にしてから、翌朝の発色が変わった気がしています。ここは効果の感じ方に個人差があると思いますが、少なくとも「荒れてる唇に色を乗せる」より「保湿された唇に色を乗せる」ほうが仕上がりの差は大きいです。
肌の保湿含めたスキンケア全体を見直したい人は、こちらも参考にしてみてください。
バレるかどうかの境界線は「聞かれたときの言い訳が立つか」
正直に言うと、完璧にバレない方法というのはなくて、誰かに至近距離でまじまじと見られたら気づかれる可能性はゼロじゃないです。でも「唇の色よくない?」と聞かれたときに「最近リップクリーム変えたんだよね」で通用するレベルに収めるのが、メンズの血色リップの現実的なゴールだと思っています。
その意味でも、色付きが強く出るティントより、色移りが少なくて保湿成分も入っている血色アイテムのほうが、私は使いやすいと感じています。ここは好みが分かれるところで、しっかり色を出したい人はティントのほうが満足度は高いはずです。
眉やクマなど、他のパーツでバレやすいポイントについても触れているので、あわせてチェックしてみてください。
私が今使ってる選び方の基準
最終的に私が今リップを選ぶときの基準は、色はくすみベージュかテラコッタ系、質感はマットよりわずかにツヤが残る程度、そして保湿成分が入っているかどうか、このあたりに落ち着いています。ツヤがありすぎるとギラつきが出るし、マット一辺倒だと唇の乾燥が余計目立つことがあるので、私はちょうど中間くらいのものを選ぶことが多いです。
営業で人と話す機会が多い日ほど、唇の血色は地味に効いてくる気がしています。表情を作るとき唇はどうしても目に入る部分なので、そこが荒れていたり色が悪いと、話の内容より先に相手の意識がそっちに向いてしまう。逆に言えば、ここを整えておくだけで「なんか感じいいな」の土台が一個増える。そんな感覚で、私は今日も出かける前に綿棒の先くらいの量を指に取っています。