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メンズファンデが首で浮く時の直し方と色選び

メンズファンデが首で浮く時の直し方と色選び

鏡で顔だけ見てるうちは気づかない。でも自然光の下で顎下から下を見た瞬間、「顔だけ白い」ってなる。会社の照明で同僚に「顔色いいね」じゃなくて「顔、なんか浮いてる?」って言われた経験、ある人には分かると思う。俺自身、BA時代に男性客から一番多く受けた相談がこれだった。

先に言っておく。原因はほぼ間違いなく「色選び」と「量」の2つだ。首より明るい色を選んでいるか、単純に塗りすぎているか。どっちかか、両方。効果の感じ方には個人差があるけど、この2つを直せば境目の違和感はかなり目立たなくなる。

なぜ顔だけ浮くのか、原因を分解する

顔は首よりも前に突き出している分、光が真正面から当たりやすい。だから実際の肌の色よりも「明るく」見えることが多い。ここに顔の色に合わせたファンデを塗ると、地肌そのものが明るいところにさらに明るい色を重ねることになって、首との差が強調される。

もうひとつ見落とされがちなのが、顔と首のターンオーバー(肌の生まれ変わり)の差。顔は毎日スキンケアで触られている分、皮膚のコンディションが整いやすいのに対して、首は化粧水も塗らない、日焼け止めも塗り忘れる、という男が大半だ。結果、首の方が黒ずみや色ムラが蓄積しやすい。

男性特有の要因もある。髭剃り後の顎から首にかけての赤みや色ムラ。皮脂量が多いことによる顔のテカリと、それに伴う色の見え方の変化。これは女性向けの美容記事にはほぼ出てこない視点だけど、男の肌を毎日見てきた実感として、髭剃りの跡がある日とない日で境目の見え方は結構変わる。

色選びは「首だけ」に合わせるのも実は危険

ここが一番大事なところなんだが、上位の記事の多くは「首の色に合わせろ」で終わっている。それ自体は間違ってない。ただし首の色に完全一致させると、今度は顔だけがくすんで沈んで見えることがある。理想は「顔と首の中間くらいのトーン」を選ぶことだ。これはデパコス業界でもよく言われる考え方で、俺も現場で同じ結論に落ち着いていた。

やり方はシンプルだ。テスターを顎の下、フェイスラインの少し外側に塗る。1色だけじゃなく、隣り合う2〜3色を並べて塗り比べる。屋内の照明だけで判断せず、できれば店の入口付近や窓際、自然光が入る場所で見る。これをやらずにレジ前の照明だけで決めると、家に帰ってから「あれ、違う」ってなるパターンが本当に多い。俺がカウンターに立っていた頃も、購入前に一度外の光を見せるだけで返品率が下がった実感がある。

もし店員に聞くのが恥ずかしいなら、メンズ化粧品をドラッグストアでバレずに買う手順、元BAが解説を先に読んでおくと気持ちが楽になると思う。

塗る量と手順、ここで9割決まる

色を正しく選んでも、塗る量が多すぎたら結局浮く。プッシュタイプなら顔全体で1プッシュ弱が目安。最初にたっぷり手に出してしまうと、それだけで厚塗り感が出て、首との境界線がくっきり見えてしまう。少なすぎたかなと思うくらいから始めるのが正解だ。

塗る順番も地味に効く。頬に点で置いて、額・鼻筋・顎先にも点置きしてから、顔の中心から外側に向かって伸ばしていく。中心は多めに、外側とフェイスラインは薄く。指の腹、できれば第2関節あたりまで使って、トントンと軽く叩き込むように広げると、ムラなく均一に伸びる。ゴシゴシ擦ると色ムラの原因になるので、そこだけは意識してほしい。

BBクリームとの違いで迷っている場合はメンズBBクリームとファンデ違い、初心者はどっち買うも参考になる。正直、ズボラな男には仕上がりの軽さでBBクリームの方が扱いやすいことも多い。

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境目をぼかす、たった一つのコツ

顔と首の接点、つまりフェイスラインと顎下の境目は、ファンデを「置く」んじゃなく「馴染ませる」意識でいく。フェイスラインぎりぎりまで塗ったら、そこから顎の下に向かって指でトントンとぼかしながら、色を薄く延長させるイメージだ。境界線をはっきり作らず、グラデーションのようにフェードアウトさせる。

スポンジを使う場合は、湿らせてから軽く叩くと余分な粉が飛ばずに自然に馴染む。乾いたスポンジだと摩擦で境目が逆に強調されることがあるので、俺はここだけは水を含ませることをすすめている。

崩れた時の直し方、順番を守るだけでいい

昼過ぎに皮脂で崩れてきたら、いきなりファンデを重ね塗りするのはやめてほしい。まず皮脂をティッシュやあぶら取り紙で軽く押さえて取る。ゴシゴシ拭くと元のファンデも一緒に取れて色ムラが悪化する。

皮脂を取ったら、パウダーをごく薄く乗せてテカリを抑える。ここで厚塗りすると首との差が再び出るので、本当に少量でいい。仕上げにミストを軽く吹きかけると、粉っぽさが飛んで自然な質感に戻る。夕方の会食前や商談前にこの3ステップだけやると、印象がだいぶ違う。時間がない時はミストだけでも応急処置になる。

顔全体のテカリそのものが気になる人はメンズ顔テカリ抑える対策|昼過ぎの皮脂崩れを防ぐ習慣も見ておくと、そもそも崩れにくい肌に近づける。

首元のケアと日焼け止め、実は一番の予防策

これを言うメンズ記事はほとんど見ないが、首の色ムラそのものを整えておけば、ファンデの色選びの難易度がぐっと下がる。首にも化粧水を塗る、日焼け止めを顔と同じように伸ばす。それだけで、数ヶ月単位で首の色ムラが目立ちにくくなる人はいる。効果の感じ方には個人差があるが、俺が接客していた頃も、首まで日焼け止めを塗る習慣がある男性客の方が色選びで悩まないケースが多かった。

面倒に感じるかもしれないが、メンズ日焼け止めでべたつかない選び方|毎日使える塗り方も解説を見れば、続けやすいものが見つかると思う。

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商品を選ぶなら、この軸で見てほしい

比較する時に見るべきなのは価格だけじゃない。カラー展開の幅、クレンジングが必要かどうか、首肌向けの暗めカラーがあるかどうか。この3つで選び方が大きく変わる。

タイプ価格帯の目安カラー展開クレンジング要否
ドラッグストア系ファンデ2,000円台〜が多い印象ブランドによって数色〜不要なタイプが多い
ミスターシリーズなどメンズ専用ライン2,000〜3,000円台/35g前後数色展開のことが多い商品による
デパコス系リキッドファンデ1万円前後〜になることも色数が豊富な傾向商品による

正直に言うと、この価格帯の差はカラー展開の幅と使用感の差だと思っていい。カラー展開が多いブランドほど、首との中間色を見つけやすい。逆に色数が少ないと、どうしても「近い色」で妥協することになりやすい。予算に余裕があるなら色数の多いものを選んだ方が、色選びの失敗は減る。気になる商品があれば、購入前に公式サイトで最新の価格・展開色を確認してほしい。

首の色に合わせるべきか、顔の色に合わせるべきか

結局どっちを基準にするのか、という質問をよく受ける。俺の答えは「首をベースにしつつ、顔とのちょうど中間」だ。首だけに完全一致させると顔がくすんで見え、顔に合わせると首との差で浮く。どちらか一方に振り切るんじゃなく、フェイスラインでテストしながら中間を探るのが一番失敗が少ない。

もしどこから美容を始めていいか分からないという段階なら、メンズ垢抜け何から順番に迷う人へ、髪・眉・毛の話を先に読んでおくと、ファンデ以前にやるべきことの優先順位が見えてくる。ファンデはあくまで最終仕上げの一つで、土台のスキンケアや髭剃りの丁寧さがあってこそ効果が出やすい。

今日できることは一つでいい。今使っているファンデを顎の下に塗って、外の光で首との差を確認してみる。それだけで、次に買うべき色の方向性が見えてくるはずだ。